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さいたま・見沼たんぼでティラノサウルスレース開催へ 浦和エリア初

 「第1回 見沼田んぼ杯 ティラノサウルスレース」が10月28日、十色とうがらしファーム(さいたま市緑区南部領辻)の自社農地で開催される。

 「第1回 見沼田んぼ杯 ティラノサウルスレース」が10月28日、十色とうがらしファーム(さいたま市緑区南部領辻)の自社農地で開催される。

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 「第1回 見沼田んぼ杯 ティラノサウルスレース」が10月28日、十色とうがらしファーム(さいたま市緑区南部領辻)の自社農地で開催される。

主催のサカールさんとティラノサウルス

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 ティラノサウルスレースはアメリカ発祥で、市販のティラノサウルスの着ぐるみを着て競争するイベント。日本でもSNSなどで話題となり、全国各地のイベントで行われている。主催者のサカール祥子さんによると、浦和エリアでの開催は今回が初めてだという。

 近年、見沼田んぼの多様な生態系を守るため、環境への負荷が少ない農法を選ぶ生産者が増えている。今回は20年間、農薬と化学肥料を使っていない田んぼでレースを行う。9月末に収穫を行い、田んぼは水を抜いて乾かしている。

 レースは「成獣オス(成人男性)」「成獣メス(成人女性)」「化石(50歳以上)」「幼獣(子ども)」の4部門に分かれて40メートル走を行う。エントリー時は各自、「○○ザウルス」など自由に恐竜の名前を付ける。イベントの最初に全員で一度にラジオ体操を行い、動画は後日同社のSNSなどで配信する。

 実際にティラノサウルスの着ぐるみで「試験走行」を行った恐竜名「フクダラプトル」さんによると「走りにくいこと、この上ないが、自然の中をティラノサウルスの姿で走り回ると、1億年前の野生の血が騒ぎ出すような気がする」と話していた。

 参加者には地元産の農産物を進呈する。参加費の一部は見沼田んぼの環境保護団体の活動費として寄付される。「入賞者には特注の化石型メダルを用意した。収穫時期の見沼田んぼは景観も美しく、レースだけでなく自然も楽しみに来てほしい」とサカールさん。

 サカールさんは「田んぼにティラノサウルスがいるだけで面白いので、レースに出ない友達や家族もぜひ、応援と撮影に来てほしい」と呼びかける。

 開催時間は10時~12時。参加費は、成獣・化石=5,000円、幼獣=3,000円。定員は各部門とも先着20人。ティラノサウルスの着ぐるみは参加者が各自用意。申し込みは専用サイトで受け付ける。

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