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オンラインでも「クッキーバザール」 障がい者手作り菓子を詰め合わせ販売

クッキーバザールオンラインで販売するクッキーの詰め合わせ、5月の「地元満喫セット」

クッキーバザールオンラインで販売するクッキーの詰め合わせ、5月の「地元満喫セット」

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 障がい者の手作りクッキーを販売する「クッキーバザールオンライン」が現在、行われている。

「なかよしギフトセット~父の日にもいいね」

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 NPO法人「クッキープロジェクト」(さいたま市浦和区常盤10)が2008(平成20)年から企画し、埼玉県内の福祉作業所が作る焼き菓子などを浦和や川越の会場で販売する「クッキーバザール」。バザール当日は県内作業所のスタッフも参加し、市内外から買い求める客と直接やりとりをしながら販売している。

 コロナ禍の影響で、福祉まつりやバザーなど、作業所のクッキーの主な販路だったイベント中止が続き、「売り上げが下がった」「家族に買い支えてもらっている」などの事情を抱える作業所も少なくないという。そうした中、販売の機会を作ろうと、従来の会場でのバザールに加え、昨年からオンラインでも開催している。

 今年は県内23の作業所が参加し、バザールに向けオンラインでの講座やミーティングを重ねてきた。パレスホテル大宮シェフの講師からクッキー作りの基本を学んだり、ギフト用の箱について研究したりして準備を進めた。同NPO代表の若尾明子さんは「コロナ禍だからこそ、手作りのクッキーで『おうち時間』をのんびり楽しんでもらいたいと、『おうち型』のギフト箱に詰め合わせることにした。コロナ禍でなかなか会えない家族や友人に、作業所の優しい味のクッキーで『ホッと一息』を届ける手伝いができれば」と話す。

 オンラインでは月ごとに季節に合わせたセットを限定各50個用意する。5月は狭山茶、川越いも、越生の梅など地元のもので作ったものを詰め合わせた「地元満喫セット」と、「風薫る5月」をテーマに、雑穀、お茶などを詰め合わせた「風薫セット」(以上1,200円、送料別)、6月はビールやワインにも合う菓子などを詰め合わせた「なかよしギフトセット~父の日にもいいね」(2,400円、同)を用意する。

 詰め合わせは同NPOの常設店「マーブルテラス」(さいたま市浦和区常盤10)でも扱う。営業時間は11~17時。月曜定休。

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