沖縄料理店を併設したカフェギャラリー「南風蔵の家」(さいたま市中央区本町西2)で12月7日から、「クリスマスと新年に向けてのプレゼント 13人展~つくり手の輪~」が開催される。
同イベントは13人の作家による作品の展示販売会。会場では絵筆アートや草木染め、和小物や洋服、さらにミニチュア雑貨や蜜蝋キャンドルなどさまざまな商品を取り扱う作家が出店するほか、年賀状やクリスマスツリー、マスクケースやクリスマス飾りなどを作るワークショップも開催される。
同店は中央区与野本町にあるギャラリーとライブなどができるステージを併設した沖縄料理店。飲食の提供のほかに、三線教室やスマホ教室などさまざまな催し物を行っている。オーナーの山田ちづこさんが今回出店する作家の一人から「今年は展示会がどこも難しく、若手の作家に発表の場がない」と聞き、発表の場を作りたいと考えたのがイベントを行うきっかけとなった。
山田さんは「今はどこでもイベントを運営するのが難しいが、南風は会場が広く、密にならないようにしている。救急車にも搭載されているオゾン脱臭機を設置するなど、会場では新型コロナウイルスの問題にも十分配慮している。今回は若手の作家が多く、作品の発想も斬新でユニーク。ぜひ会場で見てほしい」と呼び掛ける。
今回が同会場での初めての出店となる筆文字アートの野口由樹さんは「クリスマスや新しい年に向けて、年末年始を家で過ごすために使えるものや、家族・友達・大切な人へのプレゼント、今年一年を精一杯過ごしてきた自分へのご褒美になるものがたくさん展示されている。温かくゆっくりした時間が流れるカフェギャラリーに遊びに来てほしい」と話す。
開催時間は11~17時。入場無料、ワークショップは500円~。12月11日まで。