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西浦和に「黒の生食パン」 竹炭とこんにゃく芋練り込み、お通じにも良いと話題に

オーナーの森下さん 店頭で試食を出しながら提供する

オーナーの森下さん 店頭で試食を出しながら提供する

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 生食パン専門店「#58...(シャープ・ごじゅうはち)」(さいたま市桜区田島5、 TEL 048-789-7161)が8月17日、JR西浦和駅改札横にオープンした。

看板商品の「黒の生食パン」 断面も真っ黒(提供:#58...西浦和店)

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 同店は、1970(昭和45)年創業の老舗ベーカリー「ガトパン」(川口市前川4)の販売店。ガトパンは2018(平成31)年12月に「#58...」としてリニューアルオープンした後、埼玉県内に店を展開している。西浦和店は、本店の川口前川店、戸田公園店に続き、南越谷店と同日オープンした。9月20日には蕨店の出店も決まっており県内5店舗になる予定だという。

 同店は「高級生食パンで健康に」をコンセプトに「メディカルベーカリーシリーズ」として商品を展開している。看板商品は「黒の生食パン」(1斤=480円、2斤=880円)で、生地には竹炭とこんにゃく芋を練り込み、体内の老廃物の吸収や有害物質の排出を助ける効果があるという。水あめとこんにゃく芋を練り込んだ「白の生食パン」(1斤=425円、2斤=770円)も人気商品。どちらも「ふんわり・もちもち」の食感が特徴で、幅広い世代から喜ばれているという。オーナーの森下美代子さんは「黒の生食パンは、シンプルな味わいでいろいろな具材と高相性。白の生食パンは、何もつけなくてもほんのり甘く、朝食やおやつにもぴったり」と話す。9月からは、シフォンケーキの販売も予定する。

 パンは各店の予約状況に合わせ焼き上げており、1日平均して200~300個売れるという。「夕方には売り切れてしまうため、予約していただくのが確実」とも。今後もメディカルベーカリーシリーズとして新商品の展開を予定しているという。

 黒を基調とした外観の同店では、店舗前のカウンターで販売する。「黒の生食パン」をプロデュースする越智田展也(おちだのぶや)さんは「インスタ映えを見越した商品が増えてきているが、本当においしいと感じていただけるもの、体にもやさしいものを提供することで、たくさんの方に喜んでいただければ」と話す。

 森下さんは「店頭では常に試食を用意し、商品の説明や紹介をするようにしている。『どんな味がするんだろう、どうやって食べよう』と思われる方も多いはずなので、常にお客さま視点をもつように心掛けている」と話す。使っている素材やお勧めの食べ方も紹介するようにしているという。「商品のご意見を頂けばすぐに製造スタッフに共有するなど、お客さまの声も意識している」とも。

 武蔵浦和で働いているという常連の女性は「甘いのが食べたい気分のときは白の生食パン、おなかをすっきりさせたいときは黒の生食パンという感じで選んでいる。食べた次の日は本当におなかがすっきりする」と笑顔で話す。 

 営業時間は10時~20時。月曜・第2、第4火曜定休。

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