コワーキングスペース「ウラコ」(さいたま市浦和区岸町4)が7月1日、さいたま市浦和区にオープンした。
起業したい人向けの事務所機能を備え、多様なコミュニティーの拠点、新しい地域の挑戦に関する情報発信や地域ブランドの発信拠点の場となること目的とした同所。
Wi-Fiと電源を備えたオープンスペースは、テーブル席のほか個別で使えるブースを設け、複合機(有料)の利用にも対応する。併設するミーティングスペースは少人数での打ち合わせや個別利用に対応する。オプションとして月額1,000円でロッカー利用、月額3,000円で法人登記も行う。
同所の運営を行うNPO「コミュニティビジネスサポートセンター」(東京都千代田区)では、市民を主体に地域が抱える課題をビジネスの手法で解決を図る「コミュニティービジネス」の担い手を育成することにより、「豊かで元気な地域」の実現を目指す総合支援を行っている。東京都北区などでも同様のコワーキングスペースを運営しており、セミナーやイベントなどさまざまな支援事業を行っている。
同センターのスタッフの小林あゆみさんは「ウラコは官公庁が多く、文教地区と呼ばれる浦和の閑静な住宅街にあるコワーキングスペース。最寄り駅から徒歩7分とアクセスが良く、家賃の高い浦和エリアにオフィスを構えることもできる。これまでコワーキングスペースのないエリアだったので、オープンに当たり多くの問い合わせをもらっている。8月には見学会を予定しており、見学後の無料体験利用も予定している。スペースには限りがあるので一度問い合わせの上、見学に来てほしい」と話す。
営業時間は9時~21時。8月の見学会日程は8月3日・7日・8日・9日・10日・16日・17日・28日・29日・30日(10時~16時、無料体験利用は一人1回のみ)。利用料は月額1万2,000円(入居時審査あり)。