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浦和に薬膳料理専門店「なつめ庵」 体調に合わせ52種類のトッピングも

八穀がゆと、とうもろこしがゆ

八穀がゆと、とうもろこしがゆ

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 薬膳料理専門店「なつめ庵」(さいたま市浦和区仲町1、TEL 048-815-0055)が7月4日にオープンした。

鍋メニューの説明をする薬膳鍋専門店「なつめ庵」、店主亀山さん

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 浦和や恵比寿で18年以上にわたり、コンディショニングサロンを運営するメルティサポート(さいたま市浦和区仲町2)が経営する同店。社長の亀山隆子さんが「強い体、負けないココロを作るお手伝い」をコンセプトにサロンを運営する中で、「体の外からだけでなく、体の中からも健康をサポートしたい」と、薬膳の勉強を始めた。通信教育や独学で勉強を続け、漢方薬膳の資格を取得し、数年前より準備を進め、同店のオープンに至った。

 マンションの一室を改装した店内は、和の内装に赤や黄をベースとした壁紙で温かな雰囲気が漂い、キッチンの前には薬膳に使う食材がずらりと並ぶ。席数は18席。個室は最大10人で利用できる。

 メニューは、「薬膳鶏粥」(830円)、「八穀粥」(940円)など5種類の薬膳がゆ、「黒胡麻湯」(1,200円)、「麻辣湯」(1,000円)など5種類の薬膳スープのほか、2人以上の注文であればタッカンマリなどの鍋料理も提供する。それぞれのメニューには、全52種類のトッピング(200~300円)を追加できる。注文の際には、体調チェックを行うことができ、豊富なメニュー・トッピングの中から自分の体調に合ったものを選べる。

 食事メニューのほか「白木耳(しろきくらげ) 棗薬膳蜜美肌ゼリー」、「冷やし黒胡麻ぜんざい」(以上480円)などのデザートや、「特製ジンジャーエール」(500円)、「高麗人参スムージー」(1,200円)などのソフトドリンクメニューもそろえるほか、薬膳酒をはじめ、焼酎 ハイボールビール マッコリから、チャミスル、日本酒などをそろえる。

 恵比寿などでハワイアンジュエリーの企画・制作・販売会社を経営する松尾琢磨さんは「食べると体がポカポカして、汗が止まらない。全てが体によさそうで、身体の悪い成分が外に出ていったような気分になる。毎日食べたら健康になれそう」とほほ笑む。

 亀山さんは「薬膳の効果をただ押し付けるのではなく、健康的でかつおいしいものを提供したい。薬膳というと難しく考えがちだが、体が必要としているものをしっかり入れることが大切。女性だけでなく男性も、気軽に来ていただけたら」と呼び掛ける。

 営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=17時~21時。日曜・月曜定休。

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