さいたま市浦和区にある浦和コミュニティセンター第14集会室(浦和区東高砂町11)で3月27日、大往生の勉強会「もしもノート(エンディングノート)を一緒に書きましょう」 が開催される。主催はライフ・アンド・エンディングセンター。
「もしもノート」は同団体が発行したエンディングノートで、もしもの時の危機管理に役立つように、自分自身の属性や資産、病気や葬送、さらには遺言や相続など、さまざまな情報や考えをまとめて記入しておくことができる。2005年から発売しており、2017年には発行部数が25万部を突破した。同セミナーは「もしもノート」の書き方を学ぶことを目的に開催。
主催のライフ・アンド・エンディングセンターは全ての人が福祉社会の下に安心して暮らせることを目指し活動するNPO法人。2009年から「大往生」するために必要なことを元気なうちから学ぶ目的で開かれセミナー「大往生の勉強会」を開催しており、今回が51回目となる。
当日の講師を務める同団体理事長の須齋美智子さんは「私たちが発行しているもしもノートは現在3000種類あると言われているエンディングノートの中でも廉価でシンプルにできている。それでもなかなか書くのが難しいという話を聞き、この勉強会を開催するに至った。これを書くのは終活に取り組むための準備になる。そして実際に書いてみたらほっとするという人も多い。また終活と言うと高齢者のものと考えられがちだが、本来は若いうちからきちんとライフプランとして考えるべき問題でもある。ぜひいろいろな世代の人に参加してほしい」と話す。
開催時間は14時~16時。参加費は700円。定員は72人。問い合わせ、申し込みはライフ・アンド・エンディングセンター(TEL 048-855-1238)。