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桜区の障がい者支援施設が「いちご農園」 イチゴ狩りと直売に喜びの声も

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桜区の障がい者支援施設が「いちご農園」 イチゴ狩りと直売に喜びの声も

しびらきファームでイチゴ狩りを楽しむ親子

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「障害者支援施設しびらき」(さいたま市桜区新開3、TEL 048-839-3910)が1月15日、イチゴ農園「しびらきファームいちご屋」をオープンした。

「紅ほっぺ」と「さがほのか」の2種類が味わえる

 2014年から商店街でパンやクッキーを製造、販売するなど、障がい者就労と自立に力を入れている同施設。農林水産省が「障害者の農業支援」を掲げていることから、以前より農業への挑戦を検討していたという。今回、店の常連客で施設前の遊休農地の管理者から声を掛けられ、実現にこぎ着けた。

 同施設長の相浦卓也さんは「気軽に人が来てくれて地域との接点が持てることや、ハウス栽培は天候に左右されず同じ作業で障がいのある人も働きやすいのではと思い、イチゴ農園に決めた」と振り返る。施設の職員は農作業の経験がなかったため、昨年9月から深谷市の農家へ何度も足を運んで学び、育成状況を確認してもらいながら栽培。12月に赤く実った。

 同施設の支援副主任で農園長の丸山翔太さんは「初めての農作業と栽培で育つか心配だったが、農家をうならせるほどおいしくできた。多くの人の喜ぶ顔を見ると本当にうれしい」と話す。障がい者の2人は細かい整備や掃除などを担当。実ったイチゴを来園者に配った時は、うれしそうな表情を見せたという。ほかにも農園の作業に意欲を見せる障がい者がおり、今後作業を教えていく予定。

 30分食べ放題のイチゴ狩りのほか、直売を行う。家族で歩いて訪れた宮崎依子さんは「甘くて新鮮でおいしかった。子どもたちも喜んでいた。近くでイチゴ狩りができてうれしい。ハンディキャップのある方が作業すると聞いて、すごいと思った。応援していきたい」と笑顔を見せる。

 形の崩れたイチゴは、加工しジャムとして販売。パンと組み合わせて料理するなど作業の幅を広げて最大20人の障がい者を受け入れる予定。相浦さんは「個々に能力が違うので作業工程を増やし発揮できる場を設けたい。将来は農家や企業への就業につなげたい」と話す。

 開園日は土曜・日曜。開園時間は9時~16時。電話(TEL 080-9429-9225)で予約が必要。料金は大人(小学生以上)=1,800円、3歳以上=1,200円、3歳未満無料(時期によって異なる)。

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