浦和にあるまちライブラリ@ゆずり葉(浦和区仲町3)で7月20日、「おりがみ de ランタンナイト」が行われた。
和紙の折り紙で作られた小型のランタンを囲み参加者は交流を楽しんだ
主催は浦和おりがみ部。昨年12月から活動を始め、今回が4回目。老若男女が集まり、みんなで折り紙を折り、その後はお茶や食事をしながら皆で会話や情報交換を楽しむ。部長は10代の男性が務める。
老若男女が参加できる地域の部活動を行っている団体「浦和〇〇部」の一つ。〇〇の中にやりたいことを入れて、思いを持つ人が集まり、つながり、実現するための場をつくることを目的に立ち上がったプラットフォームで、3年前に始まり、現在では30の部活動が行われている。
おりがみ部以外にも、ビール部、餃子部、スイーツ部、パン部など、飲食しながら会話を楽しむ活動が多い。浦和だけでなく全国に40カ所以上ある。
この日行われた「浦和おりがみ部」の企画では、小学生から60代まで16人の参加者が、和紙の折り紙で小型のランタンを作り、その後に夕涼みを兼ねて食事をしながら交流を楽しんだ。
浦和〇〇部を立ち上げた田中明子さんは「地域でみんなとつながって何かを楽しくやりたい」と考えていた。テレビで最初の〇〇部である前橋〇〇部の活動を見て、次の日には前橋に活動の話を聞きに行ったという。その話を参考に「居心地のいい居場所(サードプレイス)は自分でつくろう」と考え、浦和〇〇部の活動を始めた。
「面白いと思ったものを面白いと思った人が部長として部を立ち上げる。部を作る宣言をし、共感を集め、実行する、という3つのステップで簡単に作ることができる。内容に特に制限はなく、敷居も低く、緩くやるのがモットー。目標は200の部を作ること。今までに参加した人数は把握していないが、さいたま市民全員が部員だと思っている」と田中さんは話す。