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浦和パルコでボタニカルアート展 「数百年後の植物の世界」を表現

10日~13日限定でセンタースペースに森が現れた

10日~13日限定でセンタースペースに森が現れた

 浦和の老舗園芸店、若手アーティストと共にボタニカルインスタレーションを展開する「ART&CULTURE DAYS(アート・アンド・カルチャー・デイズ)」が現在、浦和パルコ(さいたま市浦和区東高砂)で開催されている。

(左から)日暮さん、岡田さん、草野さん「夢はオージープランツの公園を作ること」

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 同展は、全国のパルコが取り組む「アート・カルチャーの祭典」の浦和店企画。地域の個性やカルチャーを取り入れた展示やジャンルを超えたコラボレーションなど、「何気ない日常に息づくアートやカルチャーを鮮明に体験する空間」を来場者に提供する。今回は浦和店企画担当の岡田昌利さんと、地元で150年以上続く老舗園芸店「沼ノ上農園」(南区)3代目店主の日暮準さんとの出会いから、日暮さんの友人であるトラッシュアーティスト・草野真也さんとつながり、植物が織り成す「数百年先の荒廃地」をテーマに3者で企画した。

 10日~13日には1階センタースペースで、オージープランツや廃材などで草野さんが作り上げた「アート・空間・人が混ざり合う再生のボタニカルインスタレーション」を展開。装飾した植物は約300鉢。「これでも足りないくらい。自分の作品作りは足し算とかけ算。強烈なインパクトで引きつけて、植物を媒介としたコミュニケーションを生み出したかった」と草野さんが意図を説明すると、岡田さんは「搬入には3トントラックで4、5回往復した。この規模の展示は初めて」と驚きを隠さない。

 12日まで開いた同園のポップアップショップでは、30種類以上のオージープランツや観葉植物などを並べた。日暮さんはオージープランツの第一人者としてファンが多く、来店客からの栽培の質問や植物の成長報告などに丁寧に応じた。キービジュアルを手がけた同園スタッフでアーティストの上笹華吹さんがインスタレーションに初挑戦。来場者に声をかけられながら、「予測できない未来」をイメージした色鮮やかな抽象画を描き続けた。完成した作品は4階特設会場で展示している。

 草野さんは「生き物も廃材も、誰かの愛情に触れたものは全て命が宿ると考えている。展示を通して、命の捉え方が変わったり、日常の中に植物や作品を取り入れたりするきっかけになれたら」と話し、岡田さんは「地域の面白い人や物、若いアーティストにスポットを当てたいと企画した。この街の楽しみ方の再発見につながる企画を今後も計画していきたい」と思いを込める。

 開館時間は10時~20時。4階特設会場の展示は10月25日まで。