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浦和で県内の蔵元による「利き酒イベント」-地元食材をつまみに

地元の食材をつまみに頂く「彩の酒」、全国4位の生産量と消費量を誇る、その魅力を紹介

地元の食材をつまみに頂く「彩の酒」、全国4位の生産量と消費量を誇る、その魅力を紹介

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 浦和パルコ(さいたま市浦和区東高砂町)5階「和創だいにんぐ やおまん」で2月20日、埼玉県内の蔵元による日本酒と地元の食材を紹介する利き酒イベント「彩の酒入門」が開催された。主催はNACK5プロジェクト。

加須市釜屋の和製シャンパン「ゆきあわ」

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 「まだまだ知られていない地元埼玉県のお酒の味わいや奥深さ、素晴らしさを、まずは地元の人に知ってもらい、広めてもらいたい」との趣旨で企画されたこのイベント。司会はNACK5で番組パーソナリティーを務める長谷川雄啓さん。

 イベントでは、ゲストの利き酒師で酒匠も務める兵道俊美さんが日本酒の魅力とそのおいしい飲み方「酒飲み5箇条」の指南を交えながら、発泡純米酒「ゆきあわ」、本醸造「力士」(加須市・釜屋)、純米原酒「雄町」(川越市・小江戸鏡山酒造)などを紹介。冷や燗(かん)酒など参加者は、それぞれに違った味わいを楽しんだ。料理もさいたま市や深谷市の野菜を用いた前菜に始まり、「彩の豚」や深谷牛による「彩の和牛」などが振る舞われ、参加者たちは地元の味に舌鼓を打った。

 その後、老舗・石井酒造(幸手市)の石井誠社長が登場し、自社の純米酒「豊明」、純米大吟醸「二才の醸」を紹介。「腐るか酒になるかの瀬戸際で作られる大吟醸の味わいを楽しんでほしい」と自慢の力作をPRした。

 「埼玉県は兵庫、京都、新潟に続く全国4番目の生産量を誇る酒どころでもある。荒川・利根川の2大河川に恵まれた水は名水百選に4カ所も選ばれており、全国でも指折りに水資源の豊富な場所」とも。

 日本酒が好きで春日部から参加した女性は「埼玉も有名な酒蔵さんはたくさんあるのに、まだ知られていないのが残念。もっとこういう機会があれば」と話していた。

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