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北浦和駅東口のラーメン店「娘々」、新体制で営業再開

北浦和の娘々を引き継いだ丹下竜一さんと大溝勇さん

北浦和の娘々を引き継いだ丹下竜一さんと大溝勇さん

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 北浦和駅東口のラーメン店「娘々(にゃんにゃん)」(さいたま市浦和区北浦和1)が、店主の体調不良による休業を経て1月18日、新体制で営業を再開した。当日は朝早くから多くのファンが集まり、開店前には長蛇の列ができた。

開店後すぐに満席

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 同店は昨年10月、70年ほど前から店を切り盛りしてきた前店主が体調を崩したことで休業を余儀なくされた。地元住民や多くの常連客から再開を望む声が寄せられる中、大宮駅西口で同じく70年ほど前から営業し、大宮で最も古い歴史をもつラーメン店の一つ「漫々亭(まんまんてい)」の店主がその味と志を受け継ぎ、新たな形で営業再開に踏み切った。

 営業再開に当たり、店内にいくつかの新しい試みを導入した。注文システムを効率化するために券売機を設置してスムーズな運営を目指すほか、店内スペースを有効活用するため立ち食い席を新設した。新店主の丹下竜一さんは「立ち食いだからこそ楽しめる活気ある雰囲気を作りたい」と話す。

 再開初日に来店した常連客からは「久しぶりにこの味が食べられて感激」「店主が変わっても変わらない味で安心した」などの声が聞かれた。

 丹下さんは「『娘々』の魅力は、その独特の味わいだけでなく、アットホームな雰囲気にもある。多くの人々がここを訪れ、温かい食事とともに癒やしを得てきた。その伝統を受け継ぎつつ、さらなる工夫を凝らし、地域のラーメン文化を象徴する存在として、より多くの人に親しまれる店づくりに励みたい」と意気込む。

 営業時間は、11時30分~14時30分、16時30分~(売り切れ次第終了)。月曜・火曜定休。

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