ウサギ愛好家が集まるイベント「調(つき)うさぎ縁日」が1月11日~13日の3日間、ギャラリー彩光舎(浦和区岸町6)で開催された。
ウサギに関連したアイテムを販売するほか、ウサギと一緒に入場できるのが特徴の同イベントは今回で16回目。主催の芹澤秀子さん・秀男さん夫婦の「ウサギと暮らすの楽しさを伝えたい」という思いから始まった。イベント名の「縁日」には、「イベントを機に新たな縁が生まれるように」という願いを込めている。
今回は、400種類、2400点のアイテムを販売。一点物も多く、欲しいアイテムを購入しようと約300人以上が訪れた。ウサギと散歩するときに使うハーネスを買い求める人が多く、デニム素材でフードが付いたものやタキシード模様など、多様なハーネスを販売した。ほかにも、ウサギデザインのブランケットや大宮のパン店「埼玉縁結」が焼いた、ウサギの形をしたパンなど、初めて並ぶアイテムも多く見られた。
ハーネスやウサギ用の野菜を購入した田代さん夫婦は「手に取ってうさぎのアイテムを買えるイベントは貴重なので、とても楽しい。ウサギのグッズをそろえる店は少ないので、このイベントにはいつも来ている」と話す。
背中合わせのハーネスを求めて訪れた女性のシノさんは「いろいろなハーネスを持っているが、このイベントに新しいものを購入しに来ている。私のウサギに合う、小さいサイズのものがあってありがたい」と話す。
秀男さんは「人も、ウサギも、共に幸せになるためにと願っているのがこのイベント。ウサギに関する文化がもっと広がるよう、これからも精力的に活動したい」と意気込む。
次回は4月26日・27日に開催予定。