浦和パルコ(さいたま市浦和区東高砂町)10階の浦和コミュニティセンター コムナーレで2月15日、「わくわく浦和区フェスティバル」が開催された。浦和区と浦和区市民活動ネットワーク連絡会主催。
年1回定期的に開催されている同イベント。今回は「つなげようみんなの輪・深めようみんなの和」をテーマに開かれた。
当日は、けん玉やベーゴマ遊びなどの昔遊びをはじめとしたさまざまな体験型イベント、浦和区内のジュニアオーケストラなどの発表会、介護や年金の相談会などが行われ、日頃の練習の成果を発表する区民や買い物のついでに立ち寄る人などでにぎわった。
会場にはさいたま市の観光大使でもある「浦和うなこちゃん」やさいたま市のPRキャラクター「つながる竜ヌゥ」なども登場し、子どもたちとの記念撮影に応じるなどして盛り上げた。
ほかに、NPO法人「Art Beat Heart」による「お琴体験」、影絵グループ「花」による「3びきのこぶた」の上演、さいたま市観光ボランティア・浦和ガイド会による講座「文教都市浦和の移り変わり」なども行われた。
緑の回廊まちづくりを推進する会による「浦和の防災地図データの作成展示と防災設備展」では災害の有事に備え、「Open Street Map」という活動を通して「防災マップ」を作成した前地自治会の例を展示、共助の有用性が説かれた。
浦和区コミュニティ課は「このイベントは区民の皆さんの日頃の活動の成果だけを発表するのではなく、練習風景を公開するなどしてその過程もお見せするように工夫している。そうすることで、その活動がより身近に感じてもらえれば」と話す。