Wi-Fi HaLow(TM) 対応アクセスポイント 「ACERA 331」
業務用無線機器メーカーの株式会社フルノシステムズ(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:中谷聡志、古野電気(株)関連会社)は、株式会社アーベルソフト(本社:埼玉県坂戸市、代表取締役:西岡和也)が秩父市で実施する地域デジタル基盤活用推進事業において、IoT(モノのインターネット)ネットワーク構築に適した無線LAN通信規格に準拠するフルノシステムズのWi-Fi HaLow(TM)対応アクセスポイント「ACERA(アセラ) 331」を採用いただきました。画像や映像を伝送できるIoT通信基盤を秩父市内の一部エリアに構築してIPカメラをネットワークに接続し、画像・映像の伝送と、AI(人工知能)を用いた人流や車両の交通量、混雑状況のデータを解析・把握する仕組みを整備しました。
■ ACERA 導入の背景
アーベルソフトは、通信インフラ整備を伴うデジタル技術を活用した地域課題解決への取り組み支援のビジネス展開を推進しています。同社が所有する地域情報写真配信サービス『ビューちゃんねる』というソリューションを活用し、総務省の「令和6年地域デジタル基盤活用推進事業」のプロジェクトとして、スマートシティの取り組みを積極化している秩父市との共創に着手することになりました。アーベルソフトの提案を受け、秩父市では『ビューちゃんねる』を基盤としたシステムの実装を承諾し、市街地の一部にIoTネットワーク構築に適した無線LAN通信規格である「Wi-Fi HaLow(TM)(IEEE802.11ah)」の通信基盤を構築。街頭に設置したIPカメラをWi-Fi HaLow(TM)にネットワーク接続し、画像・映像の伝送と、AI(人工知能)を用いた人流や車両の交通量、混雑状況のデータを解析・把握する仕組みを整備しました。
■ IPカメラで撮影した映像をリアルタイム伝送できるWi-Fi HaLow(TM)で地域課題解決を目指す
Wi-Fi HaLow(TM)のネットワーク構築には、フルノシステムズのWi-Fi HaLow(TM)対応アクセスポイント「ACERA(アセラ) 331」を採用しました。秩父鉄道の秩父駅前ロータリーと市街地のメインストリート(番場通り)にIPカメラを設置し、秩父神社周辺の商店街における混雑状況の可視化や、駅前ロータリーのタクシー待機状況可視化による観光客への情報提供のための仕組みをつくり、市民の住環境や観光客の満足度向上につなげていく方針です。
■ 公衆無線LANの整備構築に寄与するソリューションを提供
DX推進による地域課題の解決につなげる取り組みが全国的に活発化しています。IoT基盤を用いたデータ取得や解析により、データに裏付けられた地域住民の暮らしやすさ向上や観光客の満足度向上にまつわる行政施策や観光施策の確立につながることが期待されます。当社におきましては、Wi-Fi HaLow(TM)に準拠する製品やソリューションを提供することで、自治体での取り組みに広く貢献して参る所存です。
【フルノシステムズについて】
フルノシステムズは、無線LANシステム分野のリーディングカンパニーです。無線ハンディターミナルをはじめ、無線LAN構築には欠かせないモバイル&ワイヤレスソリューションを提供しています。無線ネットワーク管理システム『UNIFAS(ユニファス)』およびネットワーク機器『ACERA(アセラ)シリーズ』は、国内メーカーである高い品質と技術、充実したアフターサービスが評価され、オフィスや学校、公共施設においてシェアが拡大しています。
■ホームページ https://www.furunosystems.co.jp/
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