タイ家庭料理の「食べる料理教室」が6月12日、南浦和のタイ料理店「ポンラックン」で行われる。
「ベルヴィ武蔵野」横のシェアキッチン「CLOCK KITCHEN(クロックキッチン)南浦和店」に2022年12月にオープンした同店。向原哲夫さんとプタジャン・アパサラワン(通称ヌイ)さん夫婦がタイ家庭料理を販売している。向原さんはホテルの調理担当として30年勤務した後に転職した、機内食を提供する会社でヌイさんと出会った。向原さんは「妻の作る家庭料理が本当においしく、タイ料理店をやろうと決めた」と話す。レストランでは「ガパオライス」「カオマンガイ」「グリーンカレー」「パッタイ」などを、さいたま市西区の農家から仕入れた野菜を使い販売している。
料理教室は以前、鎌倉で開いたことがあるという。向原さんは「多くの人に参加してもらって楽しく開いてきた。ポンラックンで開催するのは今回が初めて。さいたま市の人にもタイ料理を身近に感じてもらえるようにしたい」と話す。
料理教室では、「ガパオライス」「ヤムウセン(タイ風はるさめサラダ)」を作る。参加者は、ヌイさんが実際に作る様子を見た後、ランチセットを実際に食べる。向原さんは「家でも再現できるように丁寧に説明する。2品のレシピをお渡しするので、家でもタイ料理を楽しんでもらえたら」と話す。
ヌイさんは「調味料があれば、日本の食材でおいしいタイ料理が作れる。自宅で本格タイ料理を作ってみたい人に来てもらえたら」と呼びかける。
開催時間は、料理教室=11時30分~12時30分、食事=12時30分~13時30分。参加費は4,000円(通常4,500円)。定員10人。要事前申し込み。今後は月1回くらいの開催を予定している。