ブラインドサッカーの「さいたま市ノーマライゼーションカップ2020」が2月22日、サイデン化学アリーナ(さいたま市記念総合体育館、桜区道場4)で開催される。
ブラインドサッカーの試合の様子(日本ブラインドサッカー協会提供)
障がいの有無にかかわらず同じフィールドで同じゴールを目指す「ブラインドサッカー」を、障がいの有無にかかわらず同じように暮らせる地域社会「ノーマライゼーションのまち さいたま」を目指すさいたま市が日本ブラインドサッカー協会と共催で行う国際親善試合。
2013(平成25)年に始まり、当初は男子日本代表の戦いの場だったが、2018(平成30)年から女子日本代表が戦う。7回目の今回は、ブラインドサッカー女子日本代表と女子アルゼンチン選抜が戦う。ブラインドサッカー女子日本代表は2017(平成29)年4月に発足。同年5月には「IBSA女子ブラインドサッカートーナメント2017(オーストリア・ウィーン)」で優勝もしている。
ブラインドサッカーは、全盲の人たちがアイマスクをし、転がると音のする特別なボールを使い40メートル×20メートルのピッチ、1チーム5人でプレーする。
さいたま市は2011(平成23)年に政令指定都市で初めて「ノーマライゼーション条例」を制定した都市。障がいのある人の住むところや働くところなどの生活条件を可能な限り、障がいがない人と同じようにすることを目指している。
協会のスタッフは「仲間への信頼が生み出す、迫力あるブラインドサッカーのプレーを見に来ていただけたら」と呼び掛ける。
10時30分開場、14時試合開始。入場無料。