「ビジット・ジャパン inさいたま 2019 ウェルカムパーティー」が11月5日、ロイヤルパインズホテル浦和(さいたま市浦和区仲町2)で開催された。
今年で5回目の開催となる同イベント。すしや浴衣、雅楽など日本独自のおもてなしで計40カ国のミスインターナショナル代表を歓迎した。
この日さいたまを訪れたミスインターナショナル各国代表は、市立浦和中学校・市立浦和高校と大宮盆栽美術館を訪問し、生徒たちとの交流や日本の文化の触れ合いを楽しんだ。
デンマーク代表のAnna Diekelmannさんは「学生たちと一緒に行った新聞乗りじゃんけんがとても楽しく、お昼に学生たちと一緒に食べた肉じゃがもとてもおいしかった。盆栽美術館にも行き、文化として残っている古い歴史が日本の魅力と感じる」と生徒たちとの思い出や日本の魅力を振り返った。
日本代表の岡田朋峰さんは「さいたまに来るのは日本予選のときと今回で2回目。ミスジャパンとして他国の代表たちと一緒にまた来ることができてうれしい。さいたまを含めこうして各地を回ることで日本人のおもてなしの心を改めて実感している。11月12日に東京ドームシティで行われる『ミスインターナショナル世界大会』では優勝を目指すのはもちろんだが、日本の良さを発信したい」と語った。さいたま市のPRキャラクターのヌゥが大好きだという岡田さんは、ヌゥを意識した緑色のドレスに身を包んでいた。
ビジット・ジャパン in さいたま2019実行委員会長の平沼大二郎さんは「いずれ埼玉を背負って立つ学生たちに外国の方と交流してほしいという思いで、5年前から毎年ミスインターナショナル代表の皆さんと学校訪問を行っている。これからはさらに国を超えたコミュニケーションが大事になる時代。学生たちのモチベーションに刺激になってほしい」と期待する。
パーティーでは、浴衣の着付け体験が行われ各国の代表がドレスと共に浴衣姿も披露した。雅楽の演奏や各国代表による歌や踊りが披露されるなどさまざまな文化が一体となった。すしも用意され、グアテマラ代表のStephanie Judith Sicalさんは「おすしムチャムチャ好き」と語り、すしと一緒に記念撮影をするなど日本食を楽しんだ。