「学生と学び合うファシリテーション講座」が8月4日から、浦和コミュニティセンター(浦和区東高砂町)で始まる。
「会議を促進する」などさまざまな対話の場づくりに欠かせない技術として注目されているファシリテーションを、若者中心に身に付けてほしいと企画された同講座。対話のまち・静岡県牧之原市の「地域リーダー育成プロジェクト」を見本として2018(平成30)年より行っている。昨年同事業で育成された高校生ファシリテーターも大学生や社会人と共に講座を運営する。
企画運営を行うのは「彩魂~埼玉×NPO×ワカテネットワーク」。さいたま市市民協働推進課と協働で講座を開く。同講座ホストの西尾真治さんは「ファシリテーションとは促すこと。誰かが何かを促すのではなく、自分なりの第一歩を自由に踏み出せる場をみんなでつくり上げること。そんなことをみんなで学び合う場を作り上げたい。ファシリテーションを知らなくても参加できるので、気軽に参加してほしい」と呼び掛ける。
開講は8月4日・25日、9月22日、10月20日、11月24日、12月22日の6回で、時間は13時30分~16時30分(1回からでも受講可)。受講費は各回1,000円(学生無料)。申し込みはホームページで受け付けている。