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浦和の「うらわ餃子」が移転 ネット注文増加に伴い厨房拡大

店主の真下加奈さん(左から3番目)とスタッフ

店主の真下加奈さん(左から3番目)とスタッフ

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 浦和のギョーザ店「うらわ餃子(ギョーザ)」(さいたま市南区大谷口)が移転し、11月2日に新店舗がオープンする。

国産材料のみを使い、手包みで仕上げるギョーザ

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 浦和で生まれ育った真下加奈さんが店主を務める同店。真下さんは子どもが野菜を食べないことに悩み、春巻きやコロッケなど、肉類と同時に野菜を多めに取りやすいメニューを積極的に作る中、長男からの「ママのギョーザが本当においしい。ギョーザ屋さんになって」という一言に背中を押され、開業を決めたという。2年ほどの準備期間を経て、2020年12月に移動販売車での営業をスタートして以降、オンラインショップや旧店舗のオープン、百貨店などでの催事出店など、展開を広げてきた。

 今回の新店舗への移転は、半年前にテレビ番組で同店が紹介されたことが決め手になったという。「番組放送直後は、オンラインショップに3000件を超える注文が舞い込んだ。今も注文から発送まで半年以上を要する状況が続いている。以前から外部に冷凍庫を借りるなど販売量増加への対策は行っていたものの、小手先の対応では間に合わなくなった」と真下さん。「新たに生まれた待ち行列に対応するだけではなく、これまで応援してくれたお客さまも大切にしたかった。生産性を上げるため、厨房を広げスタッフを増員できるよう新店舗への移転を決断した」と真下さんは話す。

 店頭で販売する冷凍ギョーザは「レギュラー餃子」10個入り(860円)・20個入り(1,720円)・30個入り(2,370円)のほか、「旨(うま)辛餃子」10個入り(1,080円)・20個入り(2,150円)、「バジル&チーズ餃子」10個入り(1,180円)など4種類。具材には国産材料、皮は厚さや大きさをオーダーメードしたオリジナルのものを使い、全て手包みで仕上げる。

 11月2日・3日はオープニンンイベントとして、「激辛餃子」10個入り(1,180円)、「チーズ餃子」10個入り、「春巻き」4本入り(以上1,080円)などの限定メニューも販売する。真下さんは「普段はなかなか出合えない味も、この機会に楽しんでもらえたら。一定額以上購入のお客さまにはノベルティーも用意しているので、お祭り気分で気軽に足を運んでほしい」と呼びかける。

 営業時間は10時~18時(なくなり次第終了)。営業日はインスタグラムで知らせる。

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