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浦和でジミー・ミリキタニを描くドキュメンタリー上映会

カフェ「土瑠茶(ドルチェ)」で12月1日に行われる「ミリキタニの猫 特別編」上映会

カフェ「土瑠茶(ドルチェ)」で12月1日に行われる「ミリキタニの猫 特別編」上映会

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 浦和区のカフェ「土瑠茶(ドルチェ)」(さいたま市浦和区仲町4、TEL 048-861-1755)2階のフリースペースで12月1日、「ミリキタニの猫 」上映会が開催される。

「土瑠茶(ドルチェ)」(さいたま市浦和区仲町4、TEL 048-861-1755)でのイベントの様子

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 「さいたまトリエンナーレ2016」の市民プロジェクトの一つとなる同イベントでは2本の映画を上映。1本目の上映作品は「ミリキタニの猫」(74分)。1920年サクラメント生まれの日系アメリカ人のジミー・ミリキタニの半生を描くドキュメンタリー作品だ。ニューヨーク同時多発テロをきっかけに、ニューヨークの路上でホームレス画家をしていた彼を自宅に招き入れ共同生活をすることになる同作監督であるリンダ・ハッテンドーフのレンズを通して描く。

 もう一本も同じくジミー・ミリキタニを描いた短編ドキュメント「ミリキタニの記憶」(21分)。上映後にはゲストとして参加する同作品監督のマサ・ヨシカワさんと10分ほど話ができる時間を設ける。

 企画運営するのは、さいたま市在住のアーティストせきねちかさん。「さいたま市役所に、この上映会の市民プロジェクト認定の相談に行く前に、たまたま入った店がカフェ土瑠茶。その魅力に引きつけられ、上映会の開催の相談をしたのが実現のきっかけになった」と話す。

 同店の佐藤真由果さんは「国際情勢も変化が激しい最近だからこそ、ローカルな地域の中で市井の市民が互いに集い、戦争と平和を考えていく時間が大事。映画の上映会を通して、そんな時間が創出できれば」と意気込みを語る。

 2部構成で、夕方の部=16時開場・16時30分開演、夜の部=18時30分開場・19時開演。入場料は1,500円。定員は各回15人。

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