プレスリリース

日本発、四足歩行ロボット “HLQ Air” 発表 - 次世代の小型・軽量なロボット|Highlanders, Inc.

リリース発行企業:株式会社Highlanders

情報提供:

 東京大学発のロボットベンチャー Highlanders, Inc. は5日1日より、準国産の軽量型の四足歩行ロボット “HLQ Air(エイチエルキューエアー)” のベータ版提供を開始しました。
本製品は、独自の設計により小型化・軽量化を達成。さらに、ソフトウェアアップデートを通じた機能拡張を特徴としています。
小型初回ベータ版は国内の自治体、研究機関、インフラ企業などを中心に提供を開始します。正式な製品版は、2025年内のリリースを予定しています。
“HLQ Air”は、複雑な地形・環境下でも安定した移動性能を発揮し、未来の産業現場に新たな可能性と価値を提供します。



◯主な特長
1 . AIによる歩行制御で安定した動きを実現
 本製品は、機械学習や強化学習を活用したAI歩行制御アルゴリズムを搭載しており、歩行中の路面変化や外部からの力に対して即座に姿勢を補正できます。
小型ロボットでは質量が軽いため、環境の影響を受けやすいという課題がありますが、AIがリアルタイムで各関節のトルクや位置を調整し、安定した歩行を実現します。
従来のPID制御やプリセットモーションを使用するロボットは、不整地や傾斜のある場所での動作に課題がありました。

 一方、本製品はセンサーデータと学習モデルを組み合わせた適応型歩行制御により、芝生や傾斜路でも転倒せずスムーズな動作が可能です。

2 . 耐衝撃性とメンテナンス性の高さ
 転倒や衝突が起きやすい小型ロボットでは、部分的な破損への耐性とパーツの交換しやすさが重要です。 高剛性素材のみで構成されたロボットは衝撃に弱く、損傷時の修理が難しいといった課題がありました。
本製品は、高強度樹脂やカーボン素材を採用しており、ある程度の変形に耐える柔軟性を兼ね備えています。また、カーボン骨格との組み合わせにより、全体の耐久性の向上を実現しました。
破損してもコストの低い部品単位で交換が可能でメンテナンスも簡便です。

3 . 狭い場所にも強い、コンパクト設計
 本体サイズをA4用紙と同等に抑えることで、狭い通路や機械間の隙間など、限られたスペースでもスムーズな移動が可能に。 小型ながら必要十分な機能をフル装備し、走破性を犠牲にせず高いパフォーマンスを維持します。

屋内外を問わず多様な現場での運用に適応し、設置場所を選ばない汎用性を備えています。
◯ロボットの仕様

◯当社のコメント
私たちは、『労働をロボットで一掃する』という挑戦的なビジョンを掲げています。HLQ Airはその第一歩であり、私たちはその中核を自らの手で築いてまいります。



5. 会社概要


詳細はホームページ https://www.highlanders.co.jp をご参照ください。
(C) 2025 Highlanders, Inc. 記載された社名および製品名は各社の商標または登録商標です。

◯本件に関するお問い合わせ先
<電話でのお問い合わせ>
- TEL : 080-6303-4685
- 受付時間:
- - 月~金 10:00~19:00
- - 土・日・祝 10:00~19:00


<メールでのお問い合わせ>
広報担当:office@highlanders.co.jp

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