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与野のモロッコ料理とクラフトビールの店「ホップとリップ」が1周年

店長の二見祐嗣さんとシェフの瀬下佳菜さん

店長の二見祐嗣さんとシェフの瀬下佳菜さん

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 与野のモロッコ料理とクラフトビールの店「ホップとリップ」(さいたま市中央区下落合)が10月1日で1周年を迎えた。

チキンとサツマイモ、キノコを使った秋のクスクス

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 店主の瀬下翔さんが各地から集めたビールと、妻でシェフの佳菜さんが作るスパイスやハーブを使った「日本人の舌にも合う」モロッコ料理を提供する同店。常時8種類のクラフトビールを提供する。

 「この1年で地域とのつながりが増えた」と話す佳菜さん。店内で提供するモロッコのパン「ホブス」は北浦和のパン店「エトアール」が開発。佳菜さんは「偶然来店したエトアールさんに開発をお願いした。試作を重ねて完成した」と振り返る。南浦和のブルワリー「AQUWA brew works(アクワ・ブリューワークス)」のスタッフが来店し、会話をする中で、モロッコ料理とのペアリングに特化したクラフトビールを提供することになったという。他にもモロッコ雑貨店とコラボし、モロッコの話を聞きながら料理を楽しむイベントなども行った。

 1周年を記念して、アクワ・ブリューワークスが醸造を手がけるオリジナルビール第3弾「Hop Tripper 3号」を披露した。3号は「モロッコミントティーIPA」(S=750円、M=950円、L=1,250円)。モロッコミントティーは中国緑茶とミント、砂糖が入った甘いミントティーで、「モロッコではおなじみの飲み物」だという。「ファラフェル(ひよこ豆のコロッケ、スパイスヨーグルトソース=770円)との相性がいい」とも。10月15日からはモロッコの万能調味料で店オリジナルの「ハリッサ」の瓶詰め(550円)も販売する。佳菜さんは「購入したいという声が多かったので販売を始める。家庭でも、さまざまな料理と合わせて楽しんでほしい」と話す。

 1周年記念で今月7日まで、ディナー時の来店で「ハリッサ」の瓶詰めを進呈している。今後は、復活を望む声が多かったというオープン当初のメニュー「チキンとサツマイモ、キノコを使った秋のクスクス」もリニューアルして再登場するほか、秋らしい新メニューも予定している。

 二見祐嗣店長は「1年たって落ち着いてきたので、季節感のあるものを取り入れて、お客さまを飽きさせないようなメニューを考えていきたい。地域とのコラボもさらに広げていきたい」と意気込む。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時30分~23時(土曜は22時まで)。日曜定休。

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