リレー・フォー・ライフ・ジャパンさいたまが、がんサバイバー支援・がん征圧を目的に行うチャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン さいたま」を10月8日、農業者トレーニングセンター「緑の広場」(さいたま市緑区大崎)で開催する。
リレー・フォー・ライフはがんサバイバー・がん患者を支援することを目的に、募金やイベント参加による啓発活動、学校や病院との交流活動などを行う団体。同イベントは2006(平成18)年、茨城県つくば市で初めて開催され、以来、全国に活動が広がり、現在は約50カ所で行われている。さいたまでは2009(平成21)年に1回目が行われ、今年で14回目となる。
コロナ禍により、2020年から会場での開催をいったん中止し、スマホの専用ウオーキングアプリを使い、個人で好きな時間に好きな場所から参加できる「セルフウオークリレー」を行っていた。前回会場で行ったのは2019年9月で、2日間で3100人が参加した。会場での開催は3年ぶり。例年は複数日にわたり行っているが、コロナウイルス感染症対策として単日の開催となる。
会場では、リレーウオーク、ルミナリエセレモニー、がんを知る啓発講演、紙芝居・音楽演奏・子ども向け催し物(ヨーヨーすくい、綿あめなど)を行う。
実行委員会担当者は「リレーイベントは、がんの告知を乗り越え、生きていることを祝福し(Celebrate)、旅立った愛する人たちをしのび(Remember)、がんで苦しむ人や悲しむ人をなくす社会を作る(Fight Back)ことを目指す大切なイベント。誰でも参加可能なので、一人でも多くの人に参加いただけたら」と呼びかける。
開催時間は11時45分~18時まで(11時開場)。雨天決行。参加無料。
同日開始で、「セルフウオークリレー」も行う。希望者はあらかじめ参加費を支払い申し込む。参加費は1,000円、がんサバイバーと高校生以下は無料。スマホアプリでの参加が難しい場合は、メールやファクスで歩数を申告して参加できる。集まった参加費は、主に日本対がん協会が運営するがん相談ホットラインの運営費として使われる。11月7日まで。