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北浦和のパン店「エトアール」8周年 感謝イベントの開催も

北浦和にあるパン店「エトアール」

北浦和にあるパン店「エトアール」

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 北浦和にあるパン店「エトアール」(さいたま市浦和区北浦和1)が12月9日、8周年を迎え、11日には記念イベントを行う。

期間限定販売の「シュトーレン」

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 約30年にわたり営業していた与野から北浦和に移転して9年目を迎えた同店。店主の西岡東輝さんがドイツのパン専門店で働いていたことから、ドイツ人マイスターから教わったプレッツェル、ライ麦パンなどのドイツパンを得意とする店として2013(平成25)年12月にオープンした。客のリクエストに応じてパンの種類を増やし、週に1種類は季節の野菜や果物などを使った新製品も追加。現在は、多い日で80種類のパンを提供しているという。

 同店は、地元店とのコラボにも積極的に取り組んできた。西岡さんは「7、8年前に、北浦和のタイ料理店『ウアムファン』とコラボして以来、毎年コラボカレーパンを提供している。今ではお客さまから『次はどんなカレーパンを用意するのか?』と聞かれるほど好評」と話す。「店が休みの日には、近隣の飲食店などに足を運びコラボのヒントやチャンスを探している」とも。

 12月11日に開催する8周年のイベントでは、当日限定で「ウアムファン」とコラボした「クアクリンブレッド」と「レッドカレーパン」、与野の「夢ある街のたいやき屋与野店」の自家製あんこを使う粒あんと岩塩の『塩あんバタサンド』と『栗あんバタサンド』の4種のコラボパンを提供する。

 西岡さんは「クアクリンは豚ひき肉とハーブを使ったタイ南部の料理で、『ウアムファン』で最も辛いメニュー。パンの甘さがクアクリンの辛さを和らげて食べやすい辛さに仕上がった」と自信をのぞかせる。「あんバタサンドは、当店初のコラボとなる『夢ある街のたい焼き屋さん』の自家製あんこに負けない存在感が出せるようプレッツェル生地で仕上げた。パンとあんこの力強いハーモニーを楽しんでもらえたら」とも。

 当日は10時から、北浦和の生花店「花秋」が出店。クリスマススワッグやリース、鉢植えの販売を行うほか、移動コーヒー店「カフェフラット」も出店する。

 西岡さんは「毎年、お客さまへ一年の感謝を伝えてきた場だが、イベント開催もままならなかった今年は、お客さまには純粋に楽しい時間を過ごしてほしいという思いも企画に込めている。ぜひ足を運んでもらえれば」と呼び掛ける。

 同店の営業時間は8時30分~19時30分。木曜・日曜定休。

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