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浦和のマヌカハニー専門店が1周年 ニュージーランドをもっと身近に

トラスク夫妻、新店舗の前で

トラスク夫妻、新店舗の前で

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 浦和のマヌカハニーと輸入ワイン専門店「トラスクインポート」(さいたま市浦和区東高砂町21)が10月2日、オープン1周年を迎え浦和駅東口近くに移転した。

複数種類のマヌカハニーが並ぶ

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 ニュージーランドに自生する樹木「マヌカ」の花から採れる蜂蜜「マヌカハニー」を直輸入販売している同店。マヌカハニーには、抗菌活性作用があるといわれるメチルグリオキサールという成分が入っており、ニュージーランドでは健康食品として親しまれているという。

 店主はニュージーランド出身で日本在住18年のダニエル・トラスクさん。「日本人は健康にとても気を使っているので、良質のマヌカハニーを紹介したい」と2年前からインターネット通販を始めたところ、「直接お客さまと話しながら、良質なマヌカハニーの良さを伝えたい」と思い、妻の愛子さんの地元・浦和に店を構えた。移転に当たり、陳列棚やウッドデッキなど店の内外装は友人と木材で手作りした。「ニュージーランドでも日常的にD.I.Y.を楽しんでいる。木材の温かい雰囲気も味わってもらいたい」とほほ笑む。

 同店で扱うマヌカハニーはトラスクさんの地元であるニュージーランド北部のダーガビルにある養蜂場から直接輸入している。幼い頃から手つかずの大自然に広がる天然マヌカの森を見て育ったというトラスクさんは「除草剤などを使用していない安心で安全な本物のマヌカハニーを提供していきたい」との思いから養蜂家まで足を運び契約した。買い物中に立ち寄ってみたという家族連れの客は「マヌカハニーは初めて食べた。種類によって味わいが違い面白い。思っていたよりも食べやすい」と驚いていた。

 同店では、ニュージーランドをはじめオーストラリア、アメリカ、ヨーロッパなどからの輸入ワインも取り扱う。トラスクさんは「ニュージーランドはワイン作りが盛んだが、日本ではまだまだニュージーランドワインを取り扱う店が少ないので紹介していきたい」と話す。定期的にワインの試飲会も行っている。

 トラスクさんは「マヌカハニーもワインも、お客さまの話を聞き、その人その人のニーズに応じて商品を薦めたい。オンラインで瞬時に何でも手に入る時代だからこそ、個人店だからできるお客さまに寄り添った接客を大切にしていきたい。マヌカハニーも試食品を出しているので、ふらっと立ち寄ってみてほしい」と2年目への意欲を見せる。

営業時間は11時~19時(土曜・日曜は18時まで)。月曜・祝日定休。

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