「第4回ごちそうみそ汁パーティ」が2月29日、川口ブルワリー(川口市幸町2)で行われる。主催はcotonaと川口ブルワリー。
「子ども・子育て活動団体にみそ汁1万食分の寄付を届けること」を目標に、地域の交流機会を広げることで「子どもの育ちの環境をより豊かなものにしていけたら」と活動を続ける同チャリティーイベント。2019(平成31)年4月に初めて開催し、以来3カ月に1回程度寄付パーティーを開いている。参加費に含まれる寄付金を複数回分集めた後、川口市産品に換え、市内の子ども・子育ての居場所づくり活動団体に贈っている。
「みそ汁」をイベントのメニューに選んだことについて、同団体副代表の堀崇樹さんは「子ども食堂運営者が市産食材を使いたいが値段的に難しいと言っているのを聞き、市の食材を使って何かしたいと思ったことと、市産のみそ製造業者につながりがあったことから、みそ汁を選んだ」と話す。「地域の食卓のような場を応援したいという私たちの思いと、伝統食であり家庭食のシンボル的な意味合いからもピッタリだと思った」とも。
パーティーの内容は各回の共催団体の活動により変わり、「読み聞かせ」「ラグビー体験とBBQ」などを行ったという。
今回は、みそを使ったミネストローネを含む「和・ミネストローネ・特製ランチ」を皆で食べながら交流する。今まで行われたパーティーをスライドで振り返るほか、夢のごちそうみそ汁イラストコンテストの結果発表も行い、入選者には川口市長賞を贈呈。川口盛人ゴスペル隊によるライブも行われる。
堀さんは「『地域で子育て』や『地産地消』に関心のある方の出会いの場。埼玉、川口にちなんだランチを食べながら、皆さんの新しいつながりの機会にしていただけたら」と参加を呼び掛ける。
開催時間は13時30分~15時。要事前申し込み。参加費は1,600円(寄付100円含む)、1ドリンク付きの特製ランチと缶バッジが付く。