昭和40年代~60年代をコンセプトにした「昭和酒場ポコペン」(さいたま市浦和区元町2、TEL:080-7438-5151)がオープンして半年がたった。
北浦和の「昭和酒場ポコペン」内観 店主所有のレコードやポスターなども多数飾っている
店主の近藤晃一さんは、美容師として31年間働いた後、昭和の歌謡曲や映画、ドラマ好きが高じて同店を出店した。とんかつ店「とん吉」を43年間営業していた店主が高齢で引退することに伴い、人の縁があり居抜きで借りる形で今年6月1日に念願の店をオープンした。
近藤さんは「美容師をしていたころから、ジャズ好きがジャズバーをやるのと同じように、昭和好きが昭和コンセプトのお店をやりたいと思っていた。店内には、昭和40年~60年のグッズを取りそろえている。秋田県大館市の出身ということもあり、秋田県の日本酒の良さと、いぶりがっこなどの秋田にちなんだ料理も用意している。常連客にも、昭和の知識がすごいと言われる。開店して驚いていることとして、昭和生まれの人が来るだけでなく、昭和の頃を知らない若い人も来て、盛り上がることも多い。ぜひ昭和の時代を知ってもらえれば」と来店を呼び掛ける。
「昭和の歌謡曲を聞きながら、家飲みの感覚でくつろいでもらえるお店を目指している。オカルトも好き。昭和の未解決事件の話や、昭和の怪談会もイベントとしてやりたい」とも。
営業時間は18時30分~翌3時(最終入店は翌1時30分)。火曜定休。