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南浦和に栗豚と彩たまごの店「かふぇさんぐりあ」 デリバリーやイートインも

「カフェメニューを冷めてもおいしいテイクアウトに」

「カフェメニューを冷めてもおいしいテイクアウトに」

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 栗豚と彩たまごの店「かふぇさんぐりあ」(さいたま市南区文蔵5)が9月8日、オープンした。

西川いっぺい社長と猪瀬和哉店長とスタッフ(関連画像)

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 浦和出身で、元バーテンダーの経歴を持つ猪瀬和哉さんが店長を務める同店。猪瀬さんの以前職場の店を利用していたフリーマンズ社長でオーナーの西川一平さんと意気投合したことから始まったという。西川さんは「猪瀬さんの作る料理は何を食べてもおいしいが、特にソースが絶品。ぜひ一緒に店を作っていきたいと思った」と話す。

 提供するメニューは栗豚と彩たまごを使い「ふわとろ」をコンセプトに、「老若男女、誰でも満足することができるラインアップ」を心掛けているという。看板メニューの「がっつり彩たまごサンド」(シングル=1,800円、ハーフ=980円)はコッペパン専門店「魔女のコッペンパ」の国産小麦粉を使い、2層に重なったオムレツをパイ生地で包み込む。西川さんは「普通のたまごサンドをイメージしていると全然違うものがでてきて驚いてもらえる。狙い通り」とほほ笑む。猪瀬さんが得意とするソースを添え、「始めはそのまま食べて、次にソースをつけて、といろいろな味を楽しんでほしい」とも。5種類あるオリジナルディップソースをシングルサイズは3種類、ハーフサイズは2種類添える。

 エビとビーツを掛け合わせた「えビーツカレー」(880円)や霜降り45%以上のガリシア栗豚を使った「とろたま栗豚チャーシュー丼」(880円)、「季節のうま味たっぷりパエリア」(1,200円)なども提供。ドリンクメニューには、コーヒーや和紅茶のほか、スペイン産のオレンジ、グレープフルーツ、ぶどうジュースを用意する。

 猪瀬さんの今までのつながりから、店内では秩父の和紅茶や加須の自家焙煎(ばいせん)コーヒーも提供し、料理には「魔女のコッペンパ」の国産小麦や、秩父産のシメジなどを使う。猪瀬さんは「県内でもその場に行かないと食べられないものもある。そうしたものをつなげていきたい」と意気込む。

 11月には「ウーバーイーツ」やイートインも開始。猪瀬さんは「テークアウトを利用する地域の高齢の方が『一人で食べるのが寂しい』と言っていたり、近所にはランチできる所が少なかったりするので、イートインはオープン当初からやりたかった。準備が整ったのでぜひ利用してほしい」と呼び掛ける。「(今後は)イベントも行っていきたい。将来的にさまざまな人が行き交うコミュニティーの場にしていけたら」とも。11月22日には、陶芸作家の「ぼらがま」さんを招きワークショップを予定している。

 営業時間は11時~20時。

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