マーケティングコンサルタント藤村正宏さんの講演会が9月18日、埼玉会館大ホール(浦和区高砂3)で開催される。主催はさいたま商工会議所青年部。
藤村さんは北海道出身で、早稲田大学演劇研究会にて演劇をプロデュース、大学卒業後、京屋でビジュアルプレゼンテーション、ニューヨーク大学で映画製作の勉学などを経験。帰国後は、フリーパレットを設立し、ウインドーディスプレーなどの仕事に従事。1992(平成4)年ラーソン・ジャパン取締役就任後は、水族館、博物館、テーマパークなどの集客施設の企画設計を手掛ける。体験を売るという「エクスペリエンス・マーケティング」の考え方で集客施設や会社のコンサルティングを行う。
講演会はさいたま商工会議所青年部が「市の商工業発展、地域の活性化につながれば」と、一般の市民も参加できるよう年1回企画している。担当の柴田大智さんは「最近は、一般の方が発信するSNSの情報によって、口コミが広がり、商品が売れる時代。さいたま商工会議所青年部のメンバーもそれぞれの事業や個人の活動に合わせた情報発信を日々行っているが、我々を取り巻く環境は日々変わり、常に新しいものを柔軟な発想と行動力で発信していかねばならないことから、今回藤村さんをお招きした」と話す。
「SNSに興味がある、SNSを使いたいけどなかなか使えない、もっと情報を発信していきたいという人に、好きなことを楽しくSNSで発信し、つながりの経済から消費が生まれる仕組みの話はすぐに実践できるアイデアが詰まっている。聞きに来ていただけたら」と呼び掛ける。
開催時間は19時~21時(受付は18時~)。入場無料。申し込みはフォームから。