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浦和のパン店「ベイクハウスイエローナイフ」が1周年 記念イベントも

店内の様子。毎朝焼きたてのパンが並ぶ

店内の様子。毎朝焼きたてのパンが並ぶ

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 浦和のパン店「ベイクハウスイエローナイフ」(さいたま市浦和区仲町3)が7月3日、移転後1周年を迎えた。

カフェ利用もでき、焼き立てをその場で味わえる

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 1997(平成9)年に北本でオープンした同店は、当初から早朝のオープンにこだわり、毎朝豊富なパンや焼き菓子を焼き上げる。スタッフの山邊純弥(すみや)さんは「午後買ったパンを次の日の朝食にするというのではなく、毎朝焼きたてのパンを食べてほしい」と話す。平日は平均して1日170~180人、土日は約200人、母親世代を中心にさまざまな世代の来店があるという。

 山邊さんと山邊さんの両親、兄夫妻を中心に運営する同店。海外旅行好きという山邊さんの両親が、オーロラで有名なカナダの街「イエローナイフ」から店名を付けたという。「海外好き」という家族の趣味が詰まった内装で、併設のカフェ利用客も多い。山邊さんは「北本のお店はカフェとしての運営は小規模だったが、浦和でここまでカフェ利用があるとは思わなかった。焼きたてをその場で楽しんでもらえてうれしい」とほほ笑む。提供するコーヒーはニュージーランド発の焙煎(ばいせん)会社「Allpress Espresso Japan」のコーヒー豆を使用し、店内でパンと一緒に楽しむこともできる。

 7月7日に開催した1周年記念イベントでは、ピザやクラフトビール、ナチュラルワインを振る舞い、浦和や北本から200人以上が来店した。山邊さんの友人アーティストによるライブイベントも開き「お客さまととても楽しい時間を過ごすことができた」と振り返る。

 人気商品は、天然酵母のライ麦パン(ハーフ300円、ホール600円)。7月のお薦めは、カルダモンロール(270円)など。カフェラテ(480円)などドリンクも人気(全て税別)。山邊さんは「浦和での一年は本当にあっという間だった。北本の頃からのお客さま、浦和のお客さま、皆さまのおかげで楽しく営業を続けられている。毎朝焼きたてのパンを提供していき、今後もパンのある暮らしを届けていければ」と話す。

 営業時間は6時~17時。月曜・火曜定休。

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