埼玉県庁(浦和区高砂3)南側駐車場で5月19日、「第17回さいたま市浦和うなぎ祭り」が開催される。
さいたま市南部に位置する浦和周辺は、昔から川や沼地が多く、ウナギの生息に適していた。江戸時代に大量に捕れたウナギを、浦和宿を行き交う人に提供したのが「浦和のうなぎ」の始まり。同イベントは、市の伝統産業であり歴史ある食の名物を広く市内外にPRし、イベントを通じて「うなぎの街 さいたま」を周知することを目的に開かれる。
ウナギ調理の実演・うなぎ弁当の販売、市内商農産物・土産品の販売、「うなぎ交流都市」の物産販売、ウナギのつかみ取り(先着150人、9時30分より整理券配布)などが行われる。2000食限定で販売されるうなぎ弁当は毎年人気で、8時30分から会場でチケットを販売する(1個2,000円、1人3個まで)。今年はステージも復活し、さまざまなパフォーマンスも行われる。
実行委員会会長の大森好晴さんは「浜松市や古河市など、各地からおいしいウナギが届く。食べるだけでなくつかみ取りやうなこちゃん踊りなどの子どもたちのパフォーマンスもあるので、参加してほしい」と話す。
開催時間は10時~15時。雨天決行。