埼玉高速鉄道が3月28日、開業25周年を記念したイベント「Thanks25 Festival(にこフェス)」を浦和美園駅とその周辺で開催した。
埼玉高速鉄道の平野邦彦社長(左)から辞令を受け取る「にこれる」(右)
2001(平成13)年の開業から25年を記念した同イベントは、鉄道利用者や沿線地域住民への感謝を込めて開いた。当日は来場者を対象に、同線各駅から浦和美園駅までの往復を無料で利用できる乗車証を配布。浦和美園駅3番線ホーム、コンコース、駅前の歩行者専用道路、車両基地など複数エリアを会場に行った。
3番線ホームでは、川口市立高校吹奏楽部によるファンファーレで始まる25周年記念セレモニーが行われた。同社の平野邦彦社長はあいさつで、「埼玉高速鉄道は今日25歳の誕生日を迎え、これまで延べ約8億人を運び、沿線人口も開業当時から約6万人増えたと聞いている。地元への感謝を伝えるため社員で内容を企画し、本日も100人以上の社員が出迎えている。今後も期待に応えながら取り組んでいきたい」と日頃の利用者へ感謝を述べた。
新マスコットキャラクター「にこれる」の発表や記念動画「行ってらっしゃい。」の上映、ラッピング列車「Thanks25 Train」の紹介を行ったほか、マスコットキャラクター「たまさぶろう」と沿線自治体や鉄道各社のキャラクター25体も登場した。同社社員が考案した乗務員の仕事を紹介する鉄道教室や仕事体験、射的やスーパーボールすくいなどの縁日企画も行った。
物販エリアでは、東急電鉄、JR東日本など鉄道・バス会社9社が出店し、オリジナルグッズを販売した。駅前の歩行者専用道路では「うまい&いいもんロード」を展開し、沿線各地域の飲食や特産品を扱う約50の事業者やキッチンカーが出店。車両基地エリアでは、モーターカー運転室体験や工具の重量体験、忘れ物捜索体験などを実施した。
会場全体ではスタンプラリーを実施。7カ所のスタンプを全て集めた人にオリジナルトートバッグとシールを進呈した。さいたま市浦和区から訪れた5歳の男児は「駅員さんからお菓子をもらえて楽しかった。暑い日だったが、スタンプも全部集められた」と笑顔を見せた。