
「ヘルシーカフェのら」(さいたま市南区鹿手袋7、TEL 048-607-3007)が3月4日から、人間総合科学大学ヘルスフードサイエンス学科(さいたま市岩槻区馬込)の大学生と共同開発したメニューを提供する。
メニューは「鶏の和風クリーム煮と地産野菜を楽しむプレート」(1,100円)。鶏肉料理がメインで、里芋のごまあえやほうれん草とニンジンのあえ物、和風ワカメサラダ、赤カブの酢漬けや自家製ぬか漬け、みそ汁が付く。主にさいたま市産の野菜を使い、「地産地消を基本に健康に配慮したメニュー」だという。店主の新井純子さんは「初めて作るメニューだったので、きちんと計量しながら作った。店のコンセプトとも合うヘルシーな料理」と話す。
同店は、地産地消の手作り料理を提供するカフェレストランとして2009年(平成21年)にオープンした。16畳の多目的スペース「のら広場」では講座やワークショップを開き、地域交流の場としても活用できる。イベントがないときは、同スペースで子どもを遊ばせながら食事を取ることができる。
同メニューは、さいたま市商工会議所のさいたま市産の野菜の認知向上を目指した企画の一環で実現した。同会議所担当者が同店を訪れたことがきっかけだったという。新井さんは「この事業をきっかけに新しい農家と出会えたのも収穫だった。野菜のおいしさを十分に味わってほしい」と話す。
同メニューの提供は3月4日~11日、同18日~28日の11時30分~13時30分(要予約)。