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浦和のピザ店「ピッツェリア・ヴィノ・メッセ」 移転先で営業再開

「PIZZERIA VINO MESSE」店主の清水真さん

「PIZZERIA VINO MESSE」店主の清水真さん

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 ピザとパスタの店「PIZZERIA VINO MESSE(ピッツェリア・ヴィノ・メッセ)」(さいたま市浦和区東仲町)が閉店から10カ月を経て移転開業し、11月8日で1カ月がたった。

「シシリーシュリンプ」 すべのピザに埼玉県産小麦「ハナマンテン」を使用している。モチモチした食感が特徴。

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 さいたま市出身の店主の清水真さんは2019年9月、東仲町にあるビルの地下で同店の前身をオープン。開業後すぐにコロナ禍となり営業時間を縮小するなどして営業を続けていたが、2023年12月末で閉店していた。店名の「PIZZERIA VINO MESSE」には、「みんなが集まるピザとワインの店」という意味を込める。

 清水さんは19歳の頃にレストランでアルバイトを始め、23歳でイタリアンレストランに就職。その後もさまざまな飲食店で修業を重ね、35歳で独立。清水さんは「19歳の頃から自分の店を構えるまで、諦めようと思ったことは一度もない。どうして飲食業を選んだんだろうと思うくらい大変だが、お客さまに『おいしかった』と言ってもらえるとすごくうれしい。自分には、これしかないと思って続けている」と話す。

 提供するメニューは、ピザやパスタに使う小麦粉は全て国産、調味料はシンプルにし、添加物はなるべく使わずに素材のおいしさを引き出すことを大事にしているという。小麦粉は埼玉県産小麦「ハナマンテン」と北海道産小麦「春よ恋」を使っており、「風味が良く、モチモチした食感が特徴」という。

 ピザメニューは、ナスと小エビの「シシリーシュリンプ」、チーズの上にさらにカマンベールチーズをのせた「キノコとベーコンのカマンベール」(以上、Sサイズ=890円、Mサイズ=1,590円)など10種類以上をそろえる。パスタメニューは「MEESEのボロネーゼ」(1,580円)など5種類あり、生パスタを店内で仕込んでいるため数量限定。ドリンクメニューは、イタリアワインやナチュラルワインをメインとし、生ビール、ハイボール、カクテルなどもそろえる。

 清水さんは「子ども連れや夫婦や一人のお客さまなど、幅広い世代のお客さまにお越しいただいている。気軽に食べに来てもらえたら」と呼びかける。「閉店後、お客さまから悲しみの声や店の再開を願う声をもらった。数多くのお客さまに思ってもらえていたことを実感し、移転して再開するしかないと思った。新天地で店を再開した今は、これから頑張ろうという新たな気持ちで日々営業している」とも。

 営業時間は、平日=17時~23時、土曜・日曜・祝日=11時~14時30分・17時~23時。水曜定休。

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