
さいたま市の園芸植物園(さいたま市緑区大崎3156)で2月3日~5日、「さいたま市洋らん展」が行われた。主催は、洋ラン愛好家でつくる「浦和蘭友会」と「さいたま洋らん生産研究会」。
「カトレア賞」に輝いた、ラン栽培歴38年の佐々木紘一さんが育てたラン
洋ランの普及を目的にさいたま市が後援となり、毎年開いている同展は今年で16回目。
3日間で約2500人が来場した。胡蝶蘭やカトレア、デンドロビュームなど、鮮やかな桃色や淡い黄色など色合いも花びらの形もさまざまなラン約280株が並んだ。会場では、来場者たちが「きれい」と歓声を上げ、ランの花に見入っていた。
場内には、左右対称に葉が伸び、2センチ位の小さな花が密集して咲く珍しい品種という東南アジア原産の「リンコスティリス・ギガンティア」も並んだ。
来場した70代女性の一人は「ランは華麗で美しい。見ていて気分が上がる。一般の方々がこれだけ立派に咲かせたと感動する」と笑顔を見せていた。
浦和蘭友会会長の大沢久子さんは、ランを45年以上栽培し、多い時には1000株も育てたという。「日当りを考えて部屋中移動させたり手製のビニルハウスを作ったりと皆、工夫して育てている。ランを咲かせた時のうれしさは、言葉にならない。環境によって仕上がりが全く違うのは子育てのよう。ランを生活の中に取り入れて楽しんでほしい」と話す。