国史跡に指定されている、さいたま市岩槻区にある真福寺貝塚の見学会を今年も開催します。
今年の調査では、縄文時代の人がこの地に住み始める前である、4000年以上前の谷部の地形が明らかになりました。
当日は担当職員の解説を交えながら、普段立ち入ることのできない調査現場で、最新の発掘調査状況や出土品を見ることができます。

- 開催日時
令和7年12月6日(土)
午前の部:10時から11時30分まで(9時50分から受付開始)
午後の部:13時30分から15時まで(13時20分から受付開始)
- 場所
史跡真福寺貝塚発掘調査現場及びその周辺(さいたま市岩槻区城南三丁目949番地付近)
※駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。
- 内容
複数班に分かれ、発掘調査担当者等が国指定史跡「真福寺貝塚」の調査区及び史跡指定地周辺を案内し、発掘調査状況、史跡の概要等について説明します。
併せて、出土遺物等を展示し、その説明を行います。
※午前の部、午後の部とも内容は同じです。
- 対象
どなたでも
- 申込方法
当日先着受付。事前の予約は不要。
- 参加費
無料
- 「真福寺貝塚」とは
さいたま市岩槻区城南3丁目他に所在する、縄文時代後期から晩期のムラ跡です。
大正15年から発掘調査が行われてきた、大変著名な遺跡の一つです。
昭和15年には東京大学が調査を実施しており、そのほか、慶応義塾大学や國學院大學も発掘調査を行っています。
国の重要文化財に指定され、現在は東京国立博物館が所蔵している、みみずく土偶が出土した遺跡としても知られています。
昭和50年7月19日に、本遺跡は国史跡に指定されました。
- 問い合わせ先
さいたま市文化財保護課
電話:048-829-1724
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