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浦和レッズレディース・塩越選手、食品廃棄物でできた肥料で育てた野菜収穫

畑で作業する塩越選手( ©URAWA REDS)

畑で作業する塩越選手( ©URAWA REDS)

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 三菱重工浦和レッズレディースの塩越柚歩(しおこしゆずほ)選手が7月23日、埼玉県が実施する食品ロスを減らすための実証実験「埼スタフードサイクルプロジェクト」で育てている野菜を収穫した。

収穫した野菜(©URAWA REDS)

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 埼玉県が2023年度から行っている、埼玉スタジアム2002(さいたま市緑区)から排出されるごみの分別回収を行う手法の検証や再製品化の検討のための「サーキュラーエコノミー実証実験」の一環で行う同プロジェクト。2024年度は浦和レッズとエコ計画(浦和区)が連携し、来場者から出る食品廃棄物を肥料にし、その肥料を使い畑で野菜を育てている。

 今シーズン、同スタジアムで行われたレッズの2試合から出た約20キロの食品廃棄物からできた肥料を使い、緑区内の畑で、チンゲン菜、小松菜、ラディッシュなどを育て、約200キログラムを収穫予定だという。

 当日は暑い日となったが、塩越選手は手際よく笑顔で野菜を収穫した。塩越選手は「食品ロスは大きな問題。エコ計画の環境アンバサダーとして、このような取り組みに関われてうれしい。収穫作業は楽しく、環境に優しい良い企画なので、多くの人に知ってもらえたら」と話す。

 収穫した野菜はレッズがメニューを考案し、スタジアムグルメとして販売を予定。8月以降に第1弾として中華丼の提供を予定している。

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