こどもの日イベント「レッズランドキッズフェスタ2024」が5月4日、浦和レッズが運営するスポーツ施設「レッズランド」(さいたま市桜区下大久保)で開催された。
3回目となる同イベント。「スポーツとノーマライゼーション」をテーマに浦和ラグビースクールと埼玉県障害者陸上競技協会などの協力の下、昨年より規模を拡大し、1000人を超える参加者が集まった。レッズランドは、さいたま市の西を流れる荒川の河川敷エリアに東京ドーム約3個分の広さで、サッカー場や野球場、テニスコート、キャンプの施設がある。
参加者はラグビーのトライや野球のティースタンドを使ったフルスイングチャレンジなどの球技スポーツや、パラスポーツのフレームランナーや車いすレーサーなどの体験、バルーンアートやドローン操縦体験など、全身を使ってアトラクションを楽しんだ。
「みんな笑顔で記念写真のコーナー」では、浦和レッズのチームマスコット「レディア」が登場すると子どもたちが駆け寄り、ハイタッチしたり話しかけたりした。
同イベントに初参加した埼玉県障害者陸上競技協会副会長の渡部真秀さんは「地域の子どもたちに、普段あまり接する機会のないパラスポーツに触れてもらえ、とても光栄だった。今回レッズランドとの取り組みは、多くの方の心に響いたのでは。障がいを持たない人も持つ人も共に良い社会を作り上げていく上で、大切なステージだった。これからも定期的に開催してもらえたら」と話す。
イベント統括の小尾優也さんは「この地域で活動している団体の皆さんにサポートいただき、当日は過去最大となる1000人の来場者を受け入れることができた。『子どもたちのために』という思いを持ったボランティアスタッフ120人、。しっかり感謝を伝えたい」
次回は8月、子ども向け夏イベントを開催する。