浦和駅東口駅前コムナーレ(さいたま市浦和区東高砂)9階の、さいたま市市民活動サポートセンターの多目的展示コーナーで現在、「2015南北コリアと日本のともだち展 in さいたま ともだちになるために~もっと知ろうよコリア 第13回」が開かれている。
同展は2001年にスタートした絵画展。さいたまでは2003年から毎年開催し、今年で13回目になる。南北コリア(大韓民国、朝鮮民主主義人民共和国)、中国、日本の子どもたちが多く参加している。会場では絵画のほか、この夏に各国の子どもたちが共同制作した等身大の自画像も展示。朝鮮半島の歴史や文化に出会える絵本や資料も置いている。
19日には絵本の読み語りや韓紙工芸、20日には仮面づくりのワークショップも開催。23日にはギャラリートーク&パンフルートの演奏、24日には絵手紙で年賀状作りなどのイベントも予定する。
「いろいろ社会情勢が不安定になっているが、そうした中でこうした場があってもいいのでは。絵があればできる。知り合い、思いを寄せる場が必要」と話すのは実行委員の塚田悦子さん。
4年前から学生同士の交流がスタート。そうした交流を通じてメンバー同士の親近感も高まり、交流を積み重ねることによって、より楽しい取り組みになっていった。「まずは顔の見える関係性を作ることが大切。平和のためにどうすればいいか、もっと知恵を出し合えればいいのでは」とも。
12月25日まで。入場無料。問い合わせ先はホームページで確認できる。