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与野の長竹材木店でDIY市場 まき割り体験やキッズ向けワークショップも

「長竹材木店」の横山元社長

「長竹材木店」の横山元社長

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 長竹材木店(さいたま市中央区新中里3、TEL 048-853-3827)が9月18日、「DIY市場」を開催する。

「大人も子どももはまる」というまき割り体験

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 社長の横山元(もと)さんの祖父が1966(昭和41)年10月に創業し、今年で57年目となる3代続く老舗の同店。地域密着型で住宅の新築やリフォーム、店舗の改装、木材・建材の小売り、手作り家具の販売などを行っている。材木店の仕事を一般にも知ってもらおうと、2年ほど前から約2カ月おきに「DIY市場」を開き、今回が10回目となる。

 7月17日に行われた9回目のイベントでは、まき割り体験、工具の使い方講座、雑木アートや本棚・ティッシュケース作りのキッズDIY講座などに多くの子どもや家族連れが参加した。キッチンカー「ツクミ」が出店し、ホットドックやかき氷などを片手にワークショップを楽しむ親子もいた。

 横山さんは「35度を超える暑さの中、こんなにたくさんの方が来てもらえるとは思っていなかった」と驚く。「工具をうまく使えずに悔しがっているお子さんもいたが、それも狙いの一つ。思い通りにいかないのは当たり前。困難を乗り越える経験をしてもらいたい」とも。

 ティッシュケース作りに参加した中央区在住の小学2年の児童は「釘をうまく打てるようになった。少し難しかったが、優しく教えてくれたので楽しかった。家で色を塗ったり、シールを貼ったりして、大切に使いたい」と話す。希望があれば木の表面を炎で焦がす「焼き杉」仕上げも可能。雑木ワークショップでは、木の枝や端材を使って虫や動物などを作り、「上手にできた」と話す子どももいた。

 「まき割り体験ではまってしまい、お客さんからワークショップのスタッフになった方もいる。大人もやってみると、子ども以上に一生懸命になってしまうこともある」と横山さん。「リピーターも増え、次回を楽しみにしている方も多い。10回の節目に何か新しいことができれば」とも。

 開催時間は10時~16時。予約不要。本棚・ティッシュケース作りワークショップは1,000円、雑木アートは500円。

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