北浦和のフェレットのウサギの専門店「フェレットリンク&ラビットリンク」(さいたま市浦和区北浦和1)が2月28日で9周年を迎える。
店主の橋爪宏幸さんは「触れ合える動物の中でも室内飼育が可能で、犬や猫のように散歩や鳴き声の心配がないため、多忙な都市型生活者にストレス少なく癒しを与えてくれるウサギとフェレットの魅力をもっと伝えたい」と2014(平成26)年2月、同店を開いた。
店で扱うフェレットは、かみ癖がないマーシャルフェレット1種類。ウサギは立ち耳のネザーランドドワーフと垂れ耳のホーランドロップの2種類。ウサギは日本の住環境にあった小さめのサイズ感と短毛が特徴の品種だという。橋爪さんは「ブラッシングなどのケアもしやすいと人気」と話す。
「ネットや飼育本でウサギの飼い方は学べるが、中には間違っていたり、古い情報だったりする場合も多い」と感じた橋爪さんは、動物行動学・動物福祉学が専門の獣医師である入交眞巳さん、年間4000件のウサギを診療する獣医師の斉藤将之さんらと協力してウサギの情報サイト「うさぎタイムズ」を運営し、海外の論文などから日本でまだ知られていない情報を発信するウェブサイト「フェレット情報局」を運営し、ウサギ・フェレットについての情報を発信している。これからも「ウサギの習性や病気、栄養、飼養方法など最新かつ正確な情報を伝えたい」と橋爪さん。
営業時間は12時~19時。水曜定休。