こばと農園(さいたま市緑区新宿)の田島友里子さんの写真展「畑と暮らし」が現在、クラフトビール専門店「BEERNOVA URAWA(ビアノヴァ・ウラワ)」(浦和区東仲町)で開催されている。
見沼田んぼで自然栽培の野菜作りをしている同園。田島さんの知人で、ビアノヴァ・ウラワ広報担当の加藤麻里子さんから依頼を受け、同店で写真展を開くことになったという。
展示している写真は全て田島さんがiPhoneで撮影したもので、日々の畑と暮らしを記録したもの。田島さんは「写真は素人なので、考えすぎず見たいものを見たいように撮った」と話す。
田島さんが写真を撮るようになったきっかけは、農園のインスタグラム。仕事や暮らしの中で、写真を撮るのが自然なことになっていったという。「写真には撮影者が見たい風景がそのまま写ることに気づき、その魅力に惹かれていった。農業には美しい瞬間がたくさんある。そんな心が動く瞬間を写真で伝えられたら」とほほ笑む。
今年で6年目となる同園は現在、ヒマワリやコスモスなどのオーガニックフラワーの栽培にも力を入れているほか、イノシシや鹿の狩猟にも挑戦する予定だという。田島さんは「命が巡っていく感覚を実感したい」と話す。
開催時間は、月曜~木曜=16時~23時、金曜=16時~24時、土曜11時30分~23時、日曜・終日=11時30分~22時。1月30日まで。