ハンドメート雑貨を販売する店やワークショップを行う店などが出店する「第6回HAPPYマルシェ」が12月4日、輸入食材店「IBUCA(イブカ)」(さいたま市南区別所6)店頭で行われる。
高架下で大きい柱の陰に位置する同店を「多くの人に知ってほしい」と、店の前の空きスペースを活用して今年7月に第1回を開いた同イベント。毎月1回開き、回を追うごとに出店者も来場者も増えてきたという。主催者の冨澤功美子さんは「物を売って終わりではなく、人と人とのつながりを作るようなコミュニティー作りを心がけている」と話す。
第6回はクリスマス編み物作品、フラワークラフト、クリスマスハーバリウムを扱う店のほか、オープンサンドのキッチンカーなど18店が出店する。今回初めて出店するのは、野菜販売の「tamatowaファーム」、足形手形アート&キャンドル作り体験など5店。
今後は、子どもが企画し店を運営する「子ども店長体験」、マルシェ出店者の畑で子どもの野菜収穫体験やそれを使った親子料理教室などを計画している。冨澤さんは「学校では体験できないような社会勉強を、マルシェを通じて体験してほしい」と話す。「子連れの親子、子育てが一段落した世代、高齢者と年代問わず参加でき、さまざまな世代が一緒に楽しめて、つながれるようなコミュニティーにしていきたい」とも。
「毎日が楽しくなるヒントを得てもらえたらうれしい。普段気になっていても店やサロンに行くにはハードルが高いようなサービスも、マルシェなら気軽に楽しんでもらえる。ゆったりとした休日を過ごしてもらえたら」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~16時。