見沼田んぼで農体験イベントを行う「十色(といろ)」が5月8日から、3回連続企画で里芋栽培イベントを行う。
見沼田んぼで持続可能な農業を実践しようとサカール祥子さんら女性3人が昨年3月に起業し、農体験イベントと唐辛子専門農家として唐辛子の生産を行う同社。耕作放棄地を活用し、「見沼田んぼの環境を守りたい」と活動を続ける。
今回は同社のほか、2団体が協力。農業体験、STEM教育、調理科学と、それぞれの専門分野を生かした企画を行う。
十色が担当する「農業体験」では、里芋の植え付けから手入れ、収穫まで一連の栽培を体験する。「codience(コーディエンス)」が担当する「STEM教育体験」では、ドローンを使いIoTを体験するほか、植物の観察を通じ自由研究のまとめ方を学ぶ。「plus N」が担当する「調理科学体験」では、公認スポーツ栄養士・管理栄養士である小嶋理恵子さんと、収穫した里芋を「おいしく食べるための秘密」を学ぶほか、見沼田んぼで生き物観察も行う。
サカールさんは「私たちはただ作って終わりではなく、収穫してから、食べるところなど、さまざまな見方やいろいろな楽しさを見つけ出して提供する。多くの人に参加してもらえたら」と呼びかける。
開催時間は13時30分~15時30分。参加費は、大人=3,000円~、未就学児~高校生以下=2,000円~。一日だけでも参加できる。申し込みは開催日の3日前まで。