浦和コルソ(さいたま市浦和区高砂1)で11月5日、自宅サロンのオーナーや教室などの主宰者を集めた「おうちサロン大マーケット」が開催された。
主催は日本おうちサロンマップ協会。会場では、マッサージ、ネイル、占い、セラピー、手作り小物やアクセサリー販売、ワークショップなど50ブースが出展した。
同協会は「日本の幸せと明るい未来のために、女性たちが幸せで輝ける社会を創る」を目的に、自宅でサロンや教室を開いている場所をマップにまとめ、配布している。もともとは4年前に手描きの地図で家の周りのマップを作り、コピーして配ったのが始まりという。現在では全国で10支部400人が加入しており、女性がメーンだが、最近では定年退職後の男性など会員の幅も広がっているという。
同協会の会員らが集まり開く同イベントは今回で4回目。各支部から50人が参加した。毎回約300人の来場者があり、今回も午前中で約120人が来場した。
代表の佐久間広子さんは「愚痴を言い合えるような場所を作りたい。お客さまがどうすれば来るかなど、同業種だから話せることもある。例えば『ブログにこんなことを書いたら反応があったよ』などの情報交換ができる」と話す。「大規模なイベントを年に1~2回開催しているほかにも、各地区で小規模なもの行っている」と佐久間さん。「会場には誰もいないブースもあるが、出展者が空き時間にほかのブースを見に行っている。やり方や出展の仕方などを参考にしているのでは」と話す。
出展者のマザールスズさんは「協会のイベントに出展するのは今回が初めてだが、とにかく楽しい。自分が受けてみたいものもたくさんあった」と笑顔を見せていた。