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浦和のビアバーでオリジナルビール開栓 元レッズ鈴木啓太さんら4人が醸造

モルト「RED X」をタンクに入れる鈴木啓太さん

モルト「RED X」をタンクに入れる鈴木啓太さん

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 浦和レッズの元選手やサポーターら4人によって醸造されたオリジナルクラフトビールのお披露目イベントが2月29日、浦和のビアバー「BEERNOVA URAWA(ビアノヴァ ウラワ)」(さいたま市浦和区東仲町25、TEL 048-711-1401)で開催される。

オリジナルビールを醸造した(左から)小林健太さん、阿部和永さん、鈴木啓太さん、角田修一さん

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 オリジナルビールを醸造したのは、元浦和レッズの鈴木啓太さん、レッズのサポーターグループ「URAWA BOYS」で元リーダーを務めていた角田修一さん、「T.Y.HARBOR BREWERY(ティー・ワイ・ハーバー ブルワリー)」の醸造長で浦和出身の阿部和永さん、同店店主の小林健太さんの4人。浦和レッズのJ1リーグホーム開幕戦をビールで盛り上げようと、1月22日にT.Y.HARBOR BREWERYで仕込みを行った。

 同店とT.Y.HARBOR BREWERYによるオリジナルビールは、2019年夏にさいたま市役所前で行われたイベント「うらわLOOP☆ナイトマルシェ2019」で提供されたハニーセゾン、11月の浦和区民まつりで提供されたレッドセッションIPAに続く第3弾。今回醸造したのはレッドセッションIPAの改良バージョンで、原料のホップは前回と異なるものを使用し、「RED X(レッドエックス)」というモルトを使用することで、浦和レッズのチームカラーである赤色がかった液色に仕上げた。

 鈴木さんは、自身が代表を務めるスタートアップ企業「AuB(オーブ)」で腸内細菌の研究を行っていることから、ビール酵母にも興味を持ち、オリジナルビール第1弾であるハニーセゾンの醸造に参加、その後も小林さんたちとの交流が続いている。今回は「浦和レッズのホーム戦開幕時に、浦和オリジナルのビールがあったら面白いよね」という4人の思いが一致して醸造に至ったという。イベント当日は、醸造に携わった4人全員が顔をそろえる。

 小林さんは、浦和レッズのサポーターとして全国を訪れ、地元サッカーチームの試合日に、地元のパブに集った人々がビールを飲みながら盛り上がるフットボール文化を体感してきた経験から、「浦和の街でも、地元のサッカーチームと地元のビールとを結び付け、楽しく飲める文化が出来上がれば」と期待する。「そういう文化を作ることに関わりたい・混ざりたいと思う人、共感を持ってくれる人が増えて、集まってくれたらうれしい。たくさんの人が関わってくれた方が面白いし、長続きする」とも。

 イベントは19時30分スタート、22時30分ラストオーダー。当日は全席スタンディングで、ビール2杯付きチケット2,000円、追加のビールはキャッシュオンで購入可能。オリジナルビールはイベント以降も樽が無くなるまで同店で提供予定。

※上記イベントは新型コロナウイルス対策により延期となりました。醸造したオリジナルビールは、2月29日よりBEERNOVA URAWAで提供されます。(2月26日発表)

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