北浦和にあるパン店「エトアール」(さいたま市浦和区北浦和1)が6周年を迎え12月13日、14日に、記念イベントを行う。
与野から北浦和に移転して6年を迎えた同店。店主の西岡東輝さんはもともとドイツのパン専門店で働いていたこともあり、ドイツ人マイスターから教わったプレッツェル、ライ麦パンといった本格的ドイツパンを得意とする店として北浦和にオープン。与野店の頃からの常連客からの「アンパンが食べたい」「クリームパンがおいしかった」といったリクエストに応えるうちに、パンの種類は増え、さらに週に1種は季節の野菜や果物などを使った新製品を追加するうち、今では毎日70~80種類のパンを作っているという。
毎年クリスマスが近づく頃には、ドイツのクリスマス時期に食べられる菓子パン「シュトーレン」も販売し、「毎年楽しみに買いに来てくれる人も多い」と西岡さんはほほ笑む。味はレーズン、アーモンド、オレンジピール、クランベリーなどを使うプレーンと、北浦和のコーヒー豆専門店「コンコード」のコーヒー豆を使い香り付けしたコーヒー味の2種類(ハーフサイズ=600円、1本=1200円)。
記念イベントでは、エトアールのパンが当たる「ガラポン回し抽選」(購入金額500円ごとに1回)のほか、13日には旅商人コーヒー、14日にはカフェフラットのコーヒー移動販売店が来る。
西岡さんは「今年は北浦和で行われたボンフェスに参加したり、店で行った『パン総選挙』が盛り上がったりなど、イベントにも多くのお客さまが来てくれた一年だった。来年もいろいろなイベントを開催していきたいと思っており、年明けにもまた企画しているので、遊びに来ていただけたら」と呼び掛ける。
営業時間は8時30分~19時30分。木曜・日曜定休。