カフェとビストロの中間「カフェトロ」をうたう「原町カフェ」(緑区原山2)がオープンし1カ月がたった。
元会社員の店主小田さんが、家の近くに気軽に立ち寄れるカフェが欲しいと考え、自分でやってみようと思い立ち、調理師専門学校に通い都内フレンチなどで修業を積み、9月8日にオープンした。内装はフランスのカフェをイメージし、目を引く入り口の大きな扉と外灯はフランスから直輸入した。気軽に来られる「原山の町に愛されるカフェ」にしたいという思いから、店の名前を「原町カフェ」に決めたという。
お薦めメニューは「野菜たっぷり南仏のスープ」と本格「ガレット」セット(1,780円)。内側はモチモチ、外側はカリカリとした食感のそば粉生地で、季節の食材と組み合わせて提供される。「岩手県産ホロホロ鳥のロースト」(1,500円)もお薦めの一品で、かみ応えのある肉質に濃いうま味が特徴。
店内のデザートも全て小田さんが全て手作りしている。クレープのモチモチ感は焼きたてならではのおいしさだという。濃厚で滑らかなくちどけのガトーショコラと自家製プリンも人気。
オープン後は近所の人を中心に利用客が増えているという。「早速リピートの人も来てくれてうれしい」と小田さんは笑顔を見せる。「美味しい料理と外国の雰囲気や食文化を体感してもらい、気軽に立ち寄りほっと一息つけるお店を目指していきたい」と話す。子ども連れでも気軽に立ち寄ってほしいと、キッズスペースやおむつ替えスペースの設置も計画しているといい、「家族そろっての来店をお待ちしている」と呼び掛けている。
営業時間は平日=11時~14時、15時~18時・(土曜・日曜は11時~18時)。水曜定休。