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さいたまで「しゃぼん玉アート」のワークショップ カラフルなしゃぼん玉で描く

しゃぼん玉アート

しゃぼん玉アート

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 アート教室「あとりえキッズ」のしゃぼん玉アートワークショップが8月3日、さいたま市子ども家庭総合センター「あいぱれっと」1階(さいたま市浦和区上木崎4)で開催された。

しゃぼんだまがたくさん(関連画像)

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 指導したのは、アート教室「あとりえキッズ」を主宰する駒津恵理さん。駒津さんは広島県出身、愛知県の大学で幼児教育を学び幼稚園に勤務。幼児教育の傍ら武蔵野美術大学元教授だった故・井上秀雄氏に幼児画を学び、埼玉県のさくら・さくらんぼ保育園を創設した故・斎藤公子氏の研修で影響を受け、「五感にアプローチし内面的な成長を促すアートとの融合」を目指してきたという。

 1996(平成8)年に幼児向け絵画教室「あとりえキッズ」を東浦和に立ち上げ、数年間の活動後、教室の活動をいったん休止し、保育園の園長を務めるなどして幼児教育には延べ35年間関わり、2年ほど前に退職した。

 退職後、埼玉県在宅ワーク就業支援事業「在宅ワーカースキルアップ講座」を受講し、共に学んだ現スタッフの山田真理さんの自宅で、年長の娘の描いた絵を見た時に「心が穏やかでとてもいい絵だ」と感じた駒津さんは、山田さんと「あとりえキッズ」を再開することを決意。

 地域の子どもの指導に再び力を注ぎたいと考えていた時、あいぱれっと1階の夏休み親子むけ講座「しゃぼんだまアート」で講師として協力する機会を得た。幼児クラスと小学生クラスで計30組の親子連れが参加。会場では駒津さんがしゃぼん玉アートの説明をした後、子どもたちが用意された紙の上にストローを使って絵の具を吹いた。最初は怖がっている子も、コツをつかんだ後は、カラフルで自由なしゃぼん玉の軌跡を紙の上に広げた。

 さいたま市中央区から参加した小学5年生の男子児童は「たくさん泡ができたところが楽しかった。またしゃぼん玉アートをやってみたい」と言う。「おちょぼ口でそっとストローを吹き、辺りを汚さずに仕上げることだけをこちらがイメージしていたら、アートを通して育まれることは何も無い。思い切り息を吹き込める環境を整えてあとは子どもたちに任せている」と駒津さんは話す。

 あとりえキッズの通年クラスはプラザイースト(さいたま市緑区大字中尾)で活動する。年中からの幼児コースは9月7日に開講。未就園児クラスと小学生クラスは2020年5月に開講予定。

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